幸せなキャリアを歩むための幸福論【サラリーマンのハピネス】

Science of Happiness 会社員のハピネス

こんにちは!りっきー塾長です。

“みなさん、いま「幸せ」ですか?”

 

この問いに、「YES」と即答できる人は、わりと少数派なのでは?と思います。

 

生活に困らない程度の、最低限のお金なら、何とかある。

毎日の人生に、特に不満は無い。

しかし、メチャメチャ満足しているわけでもない。

このままでいいのか?という、漠然とした将来への不安がある・・・

 

こんな風に感じたことありませんか?

はい、私がまさしく、そうでした。

そして、「仕事と生活における満足と幸せ」について、ここ十数年、調べまくり考えまくってきました。

今回は、現時点でのその「結論らしきもの」をご紹介しようと思います。

 

よかったら最後までお付き合いください。

 

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仕事とキャリアにおける「幸せ」とは?

世界で最も「仕事に熱意がない」国・ニッポン

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米国のギャラップ社という、有名な世論調査会社があります。

そのギャラップ社が2017年に、世界139か国を対象に「仕事へのエンゲージメント(熱意)」について調査しました。

 

その結果、日本は「熱意溢れる社員」が全体のわずか6%しかなく、これは世界139か国中、132位という結果でした。

世界最低レベルです。この結果からすると日本人は、仕事の場面で世界最低レベルの熱意(やる気)しか持ち合わせてない、ということになります。

人間は何かに没頭しているときに「時を忘れ、熱中する」ことができます。

自分のしていることに「没頭・熱中」できなかったら、幸せを感じる頻度も少なくなってしまいます。

 

日本は敗戦後、食料も生活用品も究極に不足しました

日本人の先輩たちは「欧米のように豊かな暮らしを実現する!」と頑張ってきました。

そして“東洋の奇跡”と呼ばれた経済復興・経済成長を遂げ、日本はアジアで唯一、先進国の仲間入りをしました。

しかしその裏で、日本人は仕事に対する「熱意・やる気」が世界で一番低い・・・。

日本人は、仕事への熱意をどこに置き忘れてきてしまったのでしょうか?

 

世界で住みやすい国ランキングでは常にトップ5に入る、外国人から見たら、安全で快適な「いい国ニッポン」で働く人は、なぜ幸せを感じていないのか?

この幸せな国で「幸福について」考えをめぐらせたいと思います。

 

「幸福」には定義もなく、計量も不可能

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2010年代前半に一度、「幸福」という言葉が流行ったときがあります。

世界で一番幸福な国として「ブータン」が紹介され、当時の国王(ワンチュク国王)が日本を訪問したこともあり、一時期、テレビでよく見かけました。

ワンチュク国王は結構なイケメンで、また王妃も結構な美人ということで、日本のメディアによく登場していました。

 

この時日本は、東日本大震災直後であり、日本人が「幸せとは何か?」をもう一度考える、そういう世の中でした。

その中で、これからはGDP(国内総生産)という経済指標だけではなく、GNH(国民総幸福)という指標も付け加えるべきでは?という議論が起こりました。

国が目指す成長を「経済的指標(GDP)」で測定しても、国民は幸福にならない、と多くの人が指摘したんですね。

 

このテーマには、結構多くの日本人が共感しました。「その通りだ」と。

ちょうど震災後に「人とのつながり」がテーマになっていたこともあり、私たちは「幸せに生きる」をもう一度、立ち止まって考えよう、となったのです。

 

ただここで改めて考えてみたいのです。

「『幸せ』とは何でしょうか?」

 

何をしたら、何を手に入れたら私たちは「幸せ」になるのでしょうか?

仕事の場面で、世界で一番「熱意を感じていない」日本人は、どのような職場になったら「幸せ」になるのでしょうか?

 

測れないモノは改善しようがない

経済指標である「GDP」は、明確な定義式がある「計量可能な量」です。

しかし「幸福」は、人々が「感じる」ものであり、明確な定義式もない「計量不可能な量」です。

 

「幸福な国民、幸福な会社、幸福な〇〇」を目指すのはもちろん賛成ですが、じゃあその「幸福」とは何か?どのように定義して、どのように定量化するのか?

これをきちんと考えずして「幸福」に取り組むのは、あまりに短絡的、衝動的で稚拙だと言わざるを得ません。

 

最近やっとこの「幸福を定量化する」という各種の試みが始まりましたが、本格的に始まったのは本当にここ数年だと思います。

「計れないモノは改善しようがない」といわれるように、幸福を測定できない限り、効果的で具体的なアプローチはできません。

~私の経験談~

数年前に「日本一 “幸福な工場” を目指す!」と高らかに宣言した某工場長がいました。

ただ、「幸福とは何か?」という明確な定義もなく、計量もせず、具体的な方策は全く無かったというのが現実でした・・・

その結果、「工場長ご本人が一番楽しそうで幸せそう」なのは傍から見て間違いありませんでしたが、一方で周りの人は「あまり幸せそうじゃなかった」という悲しい結末だったような・・・

この時に「幸福って難しいな」と心から思った、私でした・・

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Well-beingという考え方

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Well-doingとWell-being

ここでWell-doing(ウェルドゥーイング)とWell-being(ウェルビーイング)という概念から、幸福を考えていきたいと思います。

この二つはいま、世界中で研究されており、幸福になるための重要な概念としてクローズアップされているものです。

 

まず言葉の説明を簡単にします。

最初の「Well-doing」は、直訳すると「よくやる」こと。

つまり仕事の場面では「よく仕事をすること、よく仕事ができること」という意味になります。まさしく今の人事評価指標ですよね。「よく仕事をして、よく成果を出すこと」。

「成果を出した人」が昇給もして、ボーナスも多くなるという、現時点で多くの会社で採用されているシステムです。

 

次の「Well-being」は、直訳すると「よくある(存在する)」こと。

これはもっとわかりやすく言うと「ありのままのあなた」ということです。

あなたの存在そのものに価値がある、あなたがいてくれること、そこに意味と価値がある、という考え方です。

成果を出せなくても、失敗しても、あなたの存在に意味があるから、昇給とボーナス出します!という考え方です。ちょっとうれしくなりません?この概念(笑)

 

ここでWell-being研究の日本の第一人者と言われる、石川 善樹氏の解説をご紹介します。彼はWell-doingとWell-beingについて、こう解説しています。

“Well-doingは、会社で「役割と責任を果たしている」という感覚”

“Well-beingは、「1人の人間として認められている」という感覚”

どうでしょう?

わりと、両者の違いがイメージしやすくなったのではないでしょうか?

 

いま、日本では「健康経営」という考え方が導入され始めています。

「健康で生き生きとした社員や組織」を育てることで、経営を健全にしていこう、結果的にそれが利益に結び付く、という考え方です。

そこではWell-doingよりも、Well-beingの開発と浸透がクローズアップされています。

 

なぜか?

それは従来のWell-doingという、つまり「うまく成果を出した人」が承認され、評価されるというシステムだけでは、社員も組織も「幸せになれない」ことが分かってきた。

その結果、組織のパフォーマンスも上がりにくいと皆が気づき始めたから、ということです。

 

Well-doingとWell-beingのバランスが大事

balance between  well-doing and well-being

ただ、何事もそうですが、バランスが大切です。ではこのWell-doingとWell-beingを、どううまくミックスさせて、チームや組織を作っていけばいいのか?

 

ここで再び、石川芳樹氏の言葉をお借りします。

彼はこのふたつのバランスを作るための、重要な「問いかけ」について語っています。

Well-doingは、「職場には、自分の成長をサポートしてくれる仲間がいるかどうか」という問いかけが大切です。

ポイントは、「成長」と「仲間」です。

人は、どれだけ好成績を出し続けていても、変化がないと飽きます。

だから「仲間の成長を支援し、サポートしてくれる仲間の存在」が必要なのです。

 

一方Well-beingは、「職場の同僚は、自分のことを1人の人間として認めてくれているかどうか?」という問いかけが効きます。

この二つの問いかけを、今のあなたの職場で問いかけてみると、どんな感じになりそうですか?

「自分の成長をサポートしてくれる仲間がいて、自分のことを1人の人間として認めてくれている」職場です。

・・・。あれ? なんか遠い目になっていません?(笑)

 

おそらく、この問いかけに対して「できてます。はい」なんていう職場は、かなり少ないと思います。ギャラップ社の調査結果(エンゲージメント(熱意)が世界で最低クラス)がそれを証明していますよね。

 

だからこそ、これからは日本の会社は、Well-doingとWell-beingについて、ほかの国よりよっぽど真剣に考えていかなければいけないと思うのです。

 

組織人の「ハピネス」を考える

happiness in a organization

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幸福のための4つの条件(HERO)

幸福をサイエンス(科学)する。

少し怪しい響きだなと思った人は、勘がするどいです(笑)

日本ではどうしても「幸福の科学」というと、違うモノをイメージしてしまいますが、英語では「Science of Happiness」となり、ちゃんとした学問になっています。

 

さきほど「幸福は定量不可能な概念である」と書きましたが、幸福にサイエンスの切り口がようやく入ってきたのが、この20年の出来事です。

日本に、まさしく「幸福を数字で表す、サイエンスする」を研究している「矢野和男」という人がいます。

 

この人は幸福の定量化という分野で世界的に有名な研究者で、日立製作所の社員(フェロー)でありながら、東工大の教授を務めるなど、かなり異質なサラリーマンです。

彼は幸福についてAIを用いて定量化するさまざまな取り組みをする傍ら、幸福についての世界中の論文を読み、また自信でもけっこう本を出版しています。

つい先日に、日立製作所の社内ベンチャーとして「ハピネスプラネット」という会社が設立される発表がありました。社長はその「矢野和男」さんです。

 

その矢野氏が、幸福になるために絶対に必要な大切な2つの要因と、4つの心の資本について、以下のように語っています。

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我々の幸せを構成する要因には、2つある。

1つは、ボーナスのように、一時的には喜びや快楽をもたらすものの、短時間に元のベースラインに戻ってしまう要因である(これをアリストテレスはヘドニアと呼んだ)。

 

 もう一つは、より持続的に幸せのベースラインを向上するものである。

これは、日々の行動習慣が決めていることが分かっている。

 

特に、日々前向きに自分なりの挑戦をする習慣が、大変重要であることが分かっている。これが持続的な幸せの実態なのである。

これを心理学では「心の資本」(あるいは心理資本)と呼ぶ

(アリストテレスはこれに相当することをユーダイモニアと呼んだ)。

 

 ことを起こすには「お金(Financial Capital)」「スキル(Human Capital)」「関係性(Social Capital)」という3資本に加えて、「心の資本(Psychological Capital)」が必要である。

逆に、心の資本があれば、お金やスキルや関係性は結果として手に入る可能性が高く、心の資本こそが最も基本的だ。

 

 心の資本は、Hope(希望)、Efficacy(自信)、Resilience(耐難)、Optimism(楽観)の4要素が重要であることが学問的に検証されており、合わせてHERO withinと呼ばれている。

 

 実は、日本の停滞した現状は、この「心の資本」の低下が大きな原因であると考えている。実は、日本には他の資本(お金、技術、関係性)は十分ある。

 

なぜ、ここまで停滞することになってしまったのか。

絶えず前向きに挑戦する日々の習慣が、低下したからである。


どうでしょう?けっこう鋭い、しかも共感できる意見だと思いませんか?

この「幸せの2つの要因と、4つの心の資本」についてもう少し深堀していきます。

 

人間の「飽き」と持続しない幸福感

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高額な宝くじに当たった人の「幸福度」を調査した研究があります。

この研究は、人は何によって幸せになるのか?について、重要な示唆を与えてくれます。

結果だけでいうと、「一時的には幸せになるが、その幸せは持続しない」ことが多いということです。

 

宝くじに当たったときには、もちろん幸せを感じます。そりゃ、そうですよね。

そのお金で、欲しいものが買えるわけです。

しかし人間は「慣れる動物」です。

ラッキーで当たった、急にできた「幸福感」は、すぐに「慣れて」しまい、同じように幸福感は急に「色あせて」しまうということです。

 

人間には、生存のために進化させた、「環境に慣れる」という素晴らしい能力があります。

これはもちろん必要な能力なのですが、一方で「宝くじに当たり、ちょっと豪華な生活を送る」というのにも、あっという間に「慣れて」「飽きてしまう」という結果ももたらすということです。

 

辛い経験があっても、時間と共に痛みが和らぎ「慣れていく」。

反対にうれしい経験であっても、それは一時的なものでその状況に「慣れていく」。

人間の慣れとは、生きていくために必要な機能でもある一方で、幸せも陳腐化させてしまうものなんですね。

 

年収と幸せは比例しない

Earning and happiness

自分について「飽きる」を振り返っても、思い当たる節が思い出されます。

例えば、イヤらしい話になって恐縮ですが、新入社員時代の年収は、今のおおよそ4割くらいでした。

つまり約20年働いた今は、新人時代の2.5倍くらいの年収があるということです。

じゃあ、年収が増えた分、幸福度も2.5倍に増えたのか?幸せはお金と比例するのか?

 

答えは・・・

今は奥さんも子供もいて、生活ベースというか環境が違うので、昔とは単純に比較できない部分もあります。

しかしあえて言えば、今は昔よりいい(高い)車に乗って、ちょっといい腕時計を付けてはいますが、正直「持っている状況に慣れた(飽きた)」というのがホンネです。

 

これは私だけの経験ではなく、日本でもアメリカでも様々な調査データで実証されています。

簡単に結果だけ言うと、「年収と幸福感は、ある年収までは比例するが、ある一定の年収以上では、全く関係が無くなる」ということです。

Diamond Online 2017/9/6記事より。橘玲「幸福の『資本』論」より抜粋。

このグラフは日本では、年収800万円以上は、それ以上上がっても、幸福度は上がらないという結果です。

米国でもほぼ同様の結果が出ており、大人一人当たり約8万ドルで、幸福度は頭打ちになるという結果があります。

理由はおおざっぱに言うと、「それ以上の年収になると、責任が重くなり、ストレスが大きくなり、時間も奪われていく」ために、単純には幸福度が上がらないという事だそうです。

 

結構ビックリですよね。(「だから管理職にはなりたくない」は、ある意味真実・・?)

 

みなさんも昔、同じような感覚を味わったことがあると思います。

例えば、毎月のお小遣いが500円の小学生は、1,000円あれば、ずいぶん贅沢な思いができるわけです。

駄菓子屋で思う存分お菓子を買って、さらにちょっとした文房具まで買える。

 

しかし大人になって働くと、もちろん1,000円では満足できないわけで。

「持っている」という状況に、慣れてしまうんですよね。人間って。

 

だから、豪邸に住もうが、高級車を買おうが、やはり「慣れて」しまうのが人間というものです。

もちろん高品質なモノに囲まれる暮らしは、貧乏生活よりも望ましいのは間違いないとは思います。

しかし「持続する幸福」というものを考えたときに、人間に備わっている「慣れる」「飽きる」という能力をきちんと考慮しないといけないということです。

 

幸せのベースライン(持続的に継続する幸せ)

Baseline  of happiness

では「持続的に継続する幸福」とはなにか?

矢野氏の研究結果を再び整理すると、持続的な幸せの実態とは、

「日々の行動習慣」

だといいます。特に、日々前向きに自分なりの挑戦をする習慣が、大変重要であると言っています。

また日々前向きに挑戦をする習慣のためには、「心の資本」が大切だと言っています。

心の資本とは、以下の4要素のことで、頭文字をとってHEROとも呼ばれるものです。

心の資本「HERO」
  • Hope(希望)
  • Efficacy(自信)
  • Resilience(耐難)
  • Optimism(楽観)

希望を持ち続け、自信・自己肯定感を失わず、困難に耐えられ、楽観的に物事を見れるという態度。

一般的に「経営資源」と言われる3要素、「お金」「スキル(技術)」「人・情報(Social Capital)」とは違い、HEROは、自分の心の中の話であり、がゆえに「心の資本」と呼ばれているということです。

 

ここで私たちが気を付けなければいけないのは、お金やスキルなど、「自分の外」から与えられたり獲得したりモノするものではなく、心の資本という「自分の内側で育むもの」が、持続する幸せのためには非常に重要であるという事実です。

これは今まで私たちが当たり前と思っていた感覚、「常識」と、わりと反対の認識になっていることに注意しなければいけません。

 

私たちはどうしても、お金とスキル、人脈・情報があれば、それで「幸せになれるんじゃないか」と思ってしまいます。

しかしそうではなく、まずは「心の資本」を充実させること、そういう習慣を持つことで、結果的に持続的にお金やスキルなどがついてくる、ということなのです。

 

「幸せ」になるための最大の秘訣 ~幸せのサイエンス~

Science of happiness

矢野氏の研究結果から、持続的な「幸せ」のための、一番重要な習慣は何か?という結論が出ています。

 

それはなにか?

 

その結論を出すために、矢野氏はちょっと一風変わった調査を実施しました。

彼は個人の幸せだけではなく、「幸せなチーム」とは何か?どういう行動を取るチームが、幸せになるのか?という研究を、10年以上かけて実施したんですね。

その結果、今までの感覚とは違う、意外な結論が出たんです。

「幸福なチームというのは、『自分自身が幸せになる行動の総量』ではなく、『自分の周りの人を幸せにする行動の総量』が非常に大きい。これが大量のデータ解析から出た、幸せなチームのための秘訣の結論だ」

 

とても大切なことなので、もう一度まとめます。

自分の幸せのための行動ではなく、周りの人の幸せのための行動が、結果的にその人を含めたチーム全員を幸せにする

これ、結構衝撃を受けませんか?

私はこれを知ったとき、かなりの衝撃を受けました。

 

“情けは人の為ならず”

つまり結果的に自分のためになる、とは言うものの、きちんとしたデータ解析から、これが実証されたということです。

 

人は社会的な動物であり、人に貢献し、感謝されないと、持続的に幸福になることは出来ないという結果が、データとして検証されたということです。

(詳しく知りたい方は、「矢野和男_幸福」で検索すると、いろいろなサイトやYouTubeで調査結果が語られています)

 

人は一人では幸せになれない。

無人島でベンツを乗り回しても、ただむなしくなるだけだ

りっきー塾長

周りの人を幸せにするといっても、別に特別難しいことをしろと言っているわけではありません。

例えば、相手にきちんと感謝の気持ち「ありがとう」を伝える。

いつも自分を助けてくれる同僚や部下に「いつも助かっています。あなたのおかげです。本当にありがたい」と、きちんと言葉に出して言う。まずはこういうことでいいといいます。

 

これは、Well-beingにつながる行動ともいわれます。

相手に感謝の気持ちを伝える、自分が感じているその人の価値を伝えるということは、「いつも傍にいてくれている、ありのままのあなたの価値を認めている」ということです。

そしてそれを、積極的に相手に伝えている、それを習慣にするということです。

 

職場でも、家族でも、同僚やパートナーを幸せにする行動が、結果的にチームや家族全員を幸せにする

この「良い習慣」が、持続する幸福を生み出す、最大かつ唯一「スキル」だということ。

私たちはこの事実、この本質をかみしめて、日々の行動と習慣を変えていく必要があります。

その先にきっと、「幸せなキャリアと人生」があるような気がしています。

 

まとめ
  • 「幸福な社員を創る」は計測が難しく、やるならけっこう工夫する必要がある
  • 職場には、自分の成長をサポートしてくれる仲間がいるかどうか?(Well-doing)
  • 職場の同僚は、自分のことを1人の人間として認めてくれているかどうか?(Well-being)
  • 年収と幸せは比例しない ~幸せのベースラインは「日々の行動習慣」である~
  • 自分の幸せのための行動ではなく、周りの人の幸せのための行動が、結果的にその人を含めたチーム全員を幸せにする

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた!

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